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路面凍結!見えない氷に注意!

更新日:2022年1月7日

雪が止んでからが怖いんです。


結論:放射冷却による朝の凍結に注意

 皆さん放射冷却という言葉を聞いたことがあるでしょうか?今回はそんなところからお話していきます。

 

目次

  1. 横浜にも久々の大雪が!

  2. 放射冷却について

  3. 凍結路面での歩き方

  4. ケガをしてしまったら

  5. 交通事故も多発する⁉

  6. まとめ

 

1.横浜にも久々の大雪が!

 毎年成人式の頃合いに翌大雪が降ったものですが今年は1月6日という年明け早々に大雪となってしまいました。

 予想外に積もってしまいそうですね…

 交通にもいつにもまして注意が必要ですので皆さま不要不急の外出は控えておきましょう。

 いつも通っていただいている方も足元が悪いので無理に通院するのは避けていただくのが無難かもしれません。ご変更の際はすぐにお電話でご連絡くださいね!

 なれない地域で慣れない雪なので雪の余韻に浸りつつ、細心の注意をしてお出かけをしましょう。



2.放射冷却について

 放射冷却とは熱のあるものが放置されると自然と熱を放散し、冷えていくというもので、常日頃身の回りで起こっているものになります。(熱いフライパンが自然と冷えていくのもこの放射冷却ですね!)

 雪が降っている時というのは意外と外気温は低くないものです。今回の大雪も気温自体は0~2度ほどです。

 これが夜になり、完全に太陽からの熱が無くなった時に、0度からどんどんマイナスに気温が冷却されていきます。

 この放射冷却により朝方の気温が一番低くなってしまうんです!

 この現象により朝方6時から9時ころまでの時間の路面凍結が一番転倒事故が多いとされています。

 明日の朝出かけなくてはいけない方は絶対に滑りにくい靴を履いて細心の注意を払って通勤通学をしましょう。



3.凍結路面での歩き方

 凍結した路面を歩く際に気を付けるべきポイントは以下の通りです!

  1. 凍結していそうなところは小股で歩く

  2. 橋の上を通る際は凍っているものと思って歩く

  3. なるべく足裏の面全体でちょこちょこ歩く

  4. 雪が積もっていないところほど注意して歩く

 事前に路面凍結を想定して歩くことが最善の方法となります。

 凍りそう、周りの人が滑っている、など周りの状況を観察しながら気を付けて歩きましょう。


 また、転倒しそうな際はなるべく身体全体で倒れるようにするとケガが少なくなります。

 転倒で多いのが手首の骨折です。

 全体重が手首にかかってしまうと案外簡単に折れてしまうものです。

 厚着をしている時期でもあるので、それをクッションにするように身体全体で転倒すると最低限の衝撃で済みますので、なるべく厚着をして手を出さないように気を付けて歩きましょう。

 出歩かずに済むならそれが一番です。



4.もしケガをしてしまったら

 もし手をついて転倒してしまった後に手首が変形しているようならすぐに救急車を呼びましょう。

 コーレス骨折といって非常に予後不良な骨折になります。

 高齢の方がこの骨折をしてしまうと、オペもできず手首が曲がったまま、正常に使えないまま一生を終えることになってしまいます。

 万が一ケガをしてしまった際に、「頭を打ってしまった」「異常な痛みを感じる」「手首が曲がったしまった」などの症状があれば躊躇せずに119番にご連絡をしましょう。

 もし当院がお近くなのであればそのまま駆け付けますのでご連絡をいただくか、そのまま駆け込んできてください。

 当院で出来うる対処をさせていだだきます。



5.交通事故も多発する⁉

 連日ニュースでも取り上げられていますが、路面凍結時に多く起こるのが交通事故です。

 雪に慣れていないとつい車やバイクに対策せずに乗ってしまうものです。

 交通事故は自分一人だけでなく多くの人を巻き込みかねません。

 めんどくさいからいいや、ちょっとだけだからいいや、という軽い気持ちで乗るのは控えた方がいいでしょう。

 自分のコントロールの効かない車で事故を起こしてしまうと混乱してしまいどうしていいか分からなくなる方が多いと聞きます。

 最低限の対処を頭で想定したうえで安全運転を心がけましょう。

 もしも交通事故に遭ってしまったらすぐにご相談ください。(交通事故で整骨院ができることについてはこちら)



6.まとめ

 普段と違う環境は必ず注意が必要です。

 なんの準備もせずにいつも通り生活していると自分が損をしてしまいます。

 それが軽度なものならいいですが、重症化して、もしかしたら命を落とす可能性だって出てきてしまいます。

 油断せず、細心の注意をして、自分が今日大きなケガをしてしまうかもしれないと、当事者意識をもって生活をしましょう。

 また、周りで困っている方も増えてくることでしょう。

 ぜひ、お互いに声を掛け合い、注意をし合い、けが人の出ないような社会をつくっていきましょう。

 それでは皆様お気を付けてお過ごしください!

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