毎年やってくる憂うつな季節。「雨なのだから仕方ない」「梅雨時期は自律神経の乱れがあるのが当たり前」と思っている人もいるのでは? でも本来は季節関係なく身体の不調がないのが正常なこと。今回は、梅雨時期の心身の不調を和らげる方法を詳しくお伝えします。
さまざまな体調不良を引き起こす理由は、気圧の変化が自律神経を刺激するからです。
それが『気象病』です!
気圧が変化すると、耳の奥にある内耳が反応し、脳に信号を送ります。
内耳とは身体のバランス感覚を調整するところです!
情報をキャッチした脳は、体を気圧の変化に順応させようとするため、自律神経を刺激するのです。
自律神経系には交感神経(興奮している状態)と副交感神経(リラックスしている状態)がありますが、これらの調整がうまくいかなければ、体がさまざまな反応を示します。
交感神経への刺激が強ければ、イライラしたりめまいが発生したりといった症状を引き起こし、副交感神経への刺激が強ければ、眠くなったりだるさを感じたりするといわれています。
また、自律神経は女性ホルモンに影響を与えやすい神経です。女性が気象病による症状を感じやすく、頭痛持ちが多いのは、このことが大きく関与しています。
気象病を発症させる原因として考えられているのは、気圧の変化だけではなく、気温や湿度の変化などによっても、体に不調を感じやすいといわれています。
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